2年目先輩社員の声
 
「チノーに入社してどう?」2年目社員の声をキャッチ!

プロフィール

技術開発センター計測技術開発部
F.D
大学では有機化学、物理化学を専攻。高校から混声合唱を続け、今でも休日は大学OBOGの合唱団で練習している。最近、体型と健康を気にしてジムに通い筋トレをしている。
技術開発センター計測技術開発部
I.M
大学院では電気電子工学を専攻。趣味は相撲観戦。休日は、知らない街へ出かけたり、友人と美味しいものを食べに行ったり、ゆっくり過ごすことが多い。
技術開発センター計測技術開発部
S.T
大学院ではセラミック材料を研究。小さい頃から体を動かすことが好きで、サッカー、剣道、テニスの経験がある。現在は週に何度かジムにも通う。将棋も好きで、昼休みに職場の人と楽しんでいる。
東京営業所
O.T
大学では機械システム工学を学ぶ。趣味は大学時代から続けているストリートダンス。最近都内の週一回のレッスンにも通い始めた。休みの日には友人と一緒に練習し、大会で入賞することが目標。

-チノーに入社した理由を教えてください。

F.D:ものづくりを支えることがしたかったからです。計測業界はあらゆるものづくりの根幹を支えているため、一番大切だと考えました。

S.T:温度を中心に、幅広い計測を展開している会社だったからです。温度は本当にさまざまな場所で使われており、それを扱う当社で働けば、色々な知識や視野が広がって成長できると感じたからです。また、会社説明会や採用試験の際の雰囲気も大きな魅力です。

O.T:温度計測はあらゆる産業と関わっており、一番の基本となる計測だと考えたからです。また、もともと製品の一部を作るのではなく、一つの完成品を提供できるメーカーを志望していました。

I.M:ものづくりに関わりたかったからです。当社では製品の開発段階から製造して出荷する場面まで、最初から最後までものづくりに関わることが出来ます。設計をするだけではなく、頻繁に製造現場と関われることに魅力を感じました。

-チノーはどのような会社ですか?

F.D:人に優しい会社だと思います。入社を機に初めて一人暮らしをすることになった同期は、上司が一緒に部屋や家具を探しに行ってくれるなど、しっかりフォローしてもらいました。また、私の所属するチームでは年に1度旅行に行くなど、仲がいいです。

O.T:会社の規模が大きすぎない分、多くの社員が自分のことを知ってくれているということも感じます。私は営業ですが、工場の方にも顔を覚えてもらえることを嬉しく思っています。ちょうどいい規模感だと思います。

F.D:社長に顔と名前を覚えていていただけたことには驚きましたね!

-現在の業務内容について教えてください。

F.D:成分計の開発に携わっています。成分計は膜厚や水分を計測するもので、フィルムの厚さや紙の水分量を計測することで、製品の品質保全に役立っています。

I.M:熱画像カメラ(サーモグラフィ)の開発に携わり、主に評価試験を担当しています。例えば、熱画像カメラは現場で熱いものを見るときに使用するため、周辺温度に影響されずに計測が可能かといった評価試験を行います。評価試験装置が久喜事業所にあるので、週3~4日は久喜事業所へ行っています。

S.T:燃料電池評価試験装置を担当しています。燃料電池分野は、日本が国として普及を推しているものです。製品を作るには、評価試験装置が必要なので、どのような評価試験項目を取り入れれば需要があるかということを常に考えながら開発しています。

O.T:東京23区内の客先を訪問し、販促を行っています。打ち合わせを行い、見積もりを作成し、受注をいただいたら工場へ依頼をかけ、納品するといった流れです。最近多いのは、病院で扱われている冷蔵庫や冷凍庫の温度管理システムの販促です。

-学生時代と違うと思うことを教えてください。

O.T:責任の重さが違います。お客様との打ち合わせや物品のやりとりなど、全て自分でスケジューリングや管理を行い、ものごとを進めていく、そこに責任が生じます。このあたりが、学生の時とはぜんぜん違います。

F.D:理系の場合は企業に入って研究開発に配属されると、やること自体はあまり変わりません。しかし、企業では目の前にニーズがあり、お客様がいての研究開発になるので、モチベーションがまったく違います。

S.T:時間のシビアさだと思います。仕事には例外なく期限があります。仕事を期限内に達成しようとするために必要なことを積み上げていくと、思った以上に時間がありません。前倒しで行動し、考えたらすぐに相談して動き出すことを常に意識しています。また、学生時代は研究対象に深く突き進むほど評価されますが、会社の場合は決められた期間内に求められる基準をクリアすることが大切になります。このあたりも時間のシビアさを感じる点です。

-入社して活かせた知識はありますか?

F.D:私は化学系出身で、今役に立っている知識はほとんどありません。しかし、培ってきた計算力や論理的思考力、ものの考え方が一番企業で役に立つと思います。入社してからは、光学、機械、プログラミングをいろいろ試しながら学んできました。また、分析に必要な統計学も並行して学んでいます。

S.T:私も化学系に近いのですが、燃料電池の材料系を学んできました。現在、燃料電池評価試験装置を担当しているため、基礎的な知識や最新の動向について、ある程度知識があったのは大きかったと思います。物理のおかげで、入社後に熱力学や電磁気学などもあまり抵抗なく学ぶことが出来ました。お客様のニーズに応えるため、最新の論文やニュースにはアンテナを張るようにしています。

O.T:今まで学んできた専門知識は大事ですが、結局一番大事なことは学ぶ姿勢だと思います。

F.D:一生勉強は必要ですよね。

-後に就職活動をしている学生にアドバイスをお願いします。

O.T:今大学で勉強していることを活かせる場でないと自分は役に立てないという考えは持たないでほしいです。社会に出るとフットワークの軽さや物事に取り組む姿勢が重要になってくるので、それを大事にしてほしいと思います。

I.M:勉強を活かせる人もいればそうでない人もいることは事実です。しかし、いずれの場合も今学んでいることに対してどう取り組むかが、社会人になってからの物事への取り組み方につながります。何事も一生懸命取り組むことが大切です。

F.D:色々な業界を見てください。ここまで企業の懐に入って色々なことを学べる機会はそうそうありません。最初は分からなくても、数をこなせば気づくことがあるはずです。

S.T:どんな小さなことでも構わないので、自分で考えて工夫して何かを達成するという経験をしてください。例えば、仲間内での旅行の企画でも構いません。自分で何かしたということは糧になりますし、自信につながります。その経験を積み重ねていくと、社会人になるうえで大事な点が学べます。