ユニット形体表面温度チェッカ TP-U

 
  • Q1:なぜ口を開ける必要があるの?
  • A1:皮膚の温度では外気温、風、日射等の気象条件に大きく左右される可能性があります。
    口内は外気に触れるところが肌よりも少ないため、より安定した温度測定が可能となります。
  • Q2:口内はお茶や冷水を飲んだ後はどうなるの?
  • A2:熱いお茶や冷水を飲んだ後は口内温度も不安定になります。
    測定直前には口に物を含まず、数秒間軽く口を閉じてから測定を行うと、より安定した測定が可能です。
  • Q3:測定時間はどこが始まりで、どこが終わりなの?
  • A3:測定の開始、終了はブザー音で知らせます。
    【 ピッ・ピッ・・・ピ― 】の音で約3秒で終了です。
  • Q4:どこまで顔を近づければいいの?
  • A4:機器本体から約15cm~20cmです。
    測定可能な距離に近づくとブザー音が鳴ります。その位置で終了まで停止してください。
  • Q5:異常時はどうやって確認できるの?
  • A5:機器のランプとブザー音で知らせます。
    設定値を超えた場合は「赤ランプ」が点灯しブザーが鳴ります。
    設定値以内であれば「緑ランプ」が点灯します。
  • Q6:手のひらやおでこ、目では測定できないの?
  • A6:測定は可能です。
    但し、誤差要因(気温、雨風、日射等)が直接影響を及ぼしますので、ある特定の値を決めて判定するのは、困難となります。
  • Q7:測定時間を短くできないの?
  • A7:本機器はより正確な表面温度を測定するために、数回測定した平均の値を結果として判定します。
    測定した値を計算し、判定するのには約3秒程度が必要となります。
  • Q8:測定値を見たいのですが?
  • A8:機器本体には温度表示機能はありません。
    パソコンと接続して頂き、専用アプリケーションソフト上でご確認をお願いします。
  • Q9:緑と赤のランプが両方点灯し、ブザー音が長いのですが?
  • A9:測定エラーの表示です。
    顔を近づけすぎたり、測定中に極端に動いてしまった場合に出ます。
    測定エラーとなった場合は、黄色ランプがついたのを確認してから、再度測定をお願いします。
  • Q10:どうやって判定しているの?
  • A10:本機器は工業用として開発された赤外線検出素子を利用し、近づいた対象の表面温度を約2000個のセンサで計測し、その最高温度を捉えます。
    パソコンと接続し、専用アプリケーションソフト上で測定された表面温度を熱画像としても確認する事ができます。
    最高温度が規定値以上となった場合、エラー判定となり赤ランプが点滅します。
  • Q11:体温計として利用できるの?
  • A11:利用できません。
    本機器は表面温度計測を行う機器です。実際の体温と差が生じますので、一次チェック用として利用し、異常と判定された方は、体温計による再検査をお願いします。

    表面温度は気温、雨風、日射等の気象条件、また室内冷暖房、運動量等によっても変化します。
    あくまでもチェック用機器としてのご理解をお願いします。