配管溶接後熱処理制御への応用

 

配管の溶接後熱処理とは

  • PWHT (Post Weld Heat Treatment)とも言われ、溶接部や溶接構造物に行う熱処理です。
  • 熱処理の目的は溶接残留応力の緩和であり、応力除去焼きなましとも呼ばれます。
  • 腐食環境下で発生する応力腐食割れや水素が原因で発生するにも有効。

配管溶接後熱処理制御装置ブロック図

配管溶接後熱処理制御装置ブロック図

加熱プログラムパターン例

  • ASTM規格により、配管肉厚・配管径・配管材質毎に加熱プログラムパターンは定められている。
加熱プログラムパターン例