放射率測定方法

 

放射率と反射の補正(モデル)


熱電対使用

放射率の合わせ込みにも方法があります。
-熱電対基準の場合-
※熱電対、測温抵抗体など接触式温度計を使用する場合

ビニルテープ使用

ビニルテープの放射率を0.95程度とし、対象物に
貼り付けたテープの温度を基準にして合わせ込む。

FLIR manualから

1.反射源の特定①2.反射源の特定②


3.反射源見かけ温度の測定A
 (放射率=1、距離=0)
3.反射源見かけ温度の測定B
 (放射率=1、距離=0)
4.反射源温度に反射見かけ温度を設定し測定箇所付近にビニルテープを貼る
  • 対象物を加熱し周囲より20℃以上高くします(全体均一に)。
  • ビニルテープに合わせSP1をセットしその放射率を0.97とし基準温度とします。
  • 近くの対象物表面にSP2をセットしその放射率を調整しながらSP2温度=SP1温度になる値を探し、合致したところが求める放射率となります。
※放射率0.95、0.97、対象物温度30、20℃を使っていますが、この違いは気にしないでください。いずれも「程度」ですので、間を取って0.96、25℃でも可です。

放射率測定方法について


放射率測定方法(原理説明編)


放射率測定方法1ー① ビニルテープ基準・スポット1個(実践編・原理把握済みの方)


放射率測定方法1ー② ビニルテープ基準・スポット2個(実践編・原理把握済みの方)


放射率測定方法1ー③A ビニルテープ基準・FLIR Tools(実践編・原理把握済みの方)


放射率測定方法1ー③B ビニルテープ基準・FLIR Tools(詳細版)


放射率測定方法2ー① 熱電対基準(実践編・原理把握済みの方)


放射率測定方法2ー② 熱電対基準・FLIR Tools(実践編・原理把握済みの方)


キルヒホッフの法則