高価な工事費が必要なし。脱炭素に向け無線で電力の見える化が可能なデータロガー電圧/パルス入力モデルを発売。
2050年カーボンニュートラル実現に向けた省エネ対策に貢献します。
株式会社チノー(東京都板橋区、代表取締役社長:豊田三喜男、東証プライム:6850)は2024年6月28日(金)にリアルタイム無線ロガーMZシリーズに電圧入力モデル、パルス入力モデル、大容量電池仕様の3タイプのデータロガー(以下ロガー)を追加発売しました。
今回発売する3タイプのロガーは工場の電力監視、環境モニタリング、蒸気量などの流量監視に適しています。
省エネの第一歩として分電盤単位での電力の見える化に取り組む事例が多くなっています。しかし、高価な工事費のためなかなか対応できない現状があります。MZシリーズは無線通信でデータ回収しやすい上、電池寿命が長く、安価に対応できます。2050年カーボンニュートラル実現に向け、省エネ対策に貢献できます。
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MZシリーズとは
MZシリーズは無線通信機能を内蔵したロガーと受信器がデータ通信を行い、ロガーからの温度などの計測データ取得ができる機器です。受信器でデータ収集した各ロガーのデータを受信機のデータベースに保存し、ブラウザで閲覧でき、受信器はPC専用のアプリに接続し、複数の受信器のデータを集約管理することができます。さらに受信器は通信手段としてLTE通信も搭載し、モバイル化も可能です。
ロガーはシステム内のどの受信器にも無線接続でき、輸送車とともにロガーが移動する場合や設置位置を変更する場合にも柔軟に対応できます。1点監視から大規模システムまで拡張性があり、パッケージシステムとしての提供も可能です。
特長
- 無線通信距離が比較的長いためデータ回収作業せずにデータ集約できます
- 時間軸が揃っているため複数計測点の積上げグラフが構成できます(CSVファイルからエクセル編集など)
- 無線通信失敗時もデータ補完が自動でできます
- 約1kmの長距離無線通信での多点監視が可能
- 電池寿命が長い(5秒計測周期で約7ヶ月/大容量電池仕様)
- 受信器は無線LANやLTE通信を利用できます
- ロガーの電池が切れても操作が不要で電池投入のみで再開
- 受信器から直接FTP送信できるためアプリ不要でお客様のシステムと連携できます
- データベースを一部公開しているためBIツール(例Grafana)などと連携できます
主な仕様
◆ロガー
計測範囲 | サーミスタ内蔵モデル -25.0~50.0℃ |
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サーミスタ外付モデル -40.0~60.0℃ | |
温湿度モデル -20.0~60.0℃、0~100%rh | |
測温抵抗体モデル -199.9~199.9℃ | |
電圧入力モデル +0.000Vdc~+8.000Vdc | |
パルス入力モデル 0~8000カウント | |
ローカル無線通信 | 920MHz 帯特定小電力無線 |
電 源 | 単4電池2本(大容量電池仕様の場合は専用大容量リチウム電池) |
電池寿命 | 単4電池・・・約1年半
大容量電池・・・約4年半~約8年(モデルにより異なります) |
収録データ数 | 53,000データ |
◆受信器
使用温度範囲 | -10~50℃ |
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通信手段 | 有線LAN/無線LAN、LTE(NTTドコモ系) |
電 源 | 12V DC/24V DC、100V AC(オプション)、内蔵充電池(オプション) |
位置データ | GNSS(GPS/ QZSS/GLONASS) |