この制度は、緑化活動の推進、緑化思想の普及啓発に顕著な功績のあった個人、団体について内閣総理大臣が表彰するものです。
チノービオトープでは、緑化活動に取り組むとともに、敷地内の緑地を地域や学生に開放し、「さくら祭り」や施設の提供を通じて、地域貢献を続けています。この取り組みが評価され受賞しました。
(経済産業省)令和7年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰の受賞者について
年月 | 受賞/認定 名称 | 表彰/認定 機関 |
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2025年4月 | 「緑化促進運動功労者内閣総理大臣表彰」を受賞 | 内閣総理大臣 |
2022年11月 | 「持続可能な社会づくり活動表彰」を受賞 | (公社)環境生活文化機構 |
2019年10月 | 「全国みどりの工場大賞経済産業大臣賞」を受賞 | 経済産業大臣 |
2018年9月 | 「環境教育等における体験の機会の場」に認定 | 群馬県 |
2016年10月 | 「緑化優良工場等関東経済産業局長賞 | 関東経済産業局長 |
2014年8月 | 関東地域づくり協会/日本生態系協会 | 「関東水と緑のネットワーク拠点百選」に選定 |
2013年11月 | 「緑化優良工場等日本緑化センター会長賞」を受賞 | 日本緑化センター会長 |
地域の生態系や野生動植物を保全することを目的に、人工的に復元した場所をいいます。
チノーは生物環境の保全に配慮し、地域に失われつつある自然を復元し、昔ながらの自然豊かな関東平野の里山を取り戻そうと、「チノービオトープフォレスト」と名付けたビオトープを整備しました。
ビオトープは造成時に移植する土壌に、もともと外来種の少ない土壌を選ぶことがその後の育成管理に重要です。
本ビオトープは、高崎観音山丘陵周辺より在来の樹木や土壌を移植・再配置しています。
以前はどこの川や池にも生息していたメダカは、環境の変化とともにその数を減らし、現在、絶滅危惧Ⅰ類に指定されております。1994年に本ビオトープから5km余りの堀川で発見されたメダカを増やしたものを譲り受け、「とんぼの池」に20匹程度を導入しましたが、今日では数百匹に増殖しております。
地域の方々に当社のビオトープをご理解いただくと同時にコミュニケーションを深める機会として、ビオトープ内の伐採したコナラも活用した原木シイタケ栽培体験など、ビオトープを活用したイベントや環境学習等、地域との連携を深める取り組みを継続して実施しています。
昼休みには社員が昼食をとったり、散策をする姿がみられ、ビオトープがコミュニケーションの場として活用されいます。
また、地域の自然環境の保全に取り組む方の見学の受け入れや、社員によるバーベキューパーティの開催等、ビオトープを通じたコミュニケーションの輪を社内外に広げていきたいと考えています。
面積 | 10,000㎡ |
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竣工 | 2011年3月 |
所在地 | 群馬県藤岡市森(藤岡事業所内) |
植物 |
高木…コナラ、クヌギ、カシ など 低木…ミツバツツジ、マサキ など |
鳥類 | カルガモ、シラサギ、ツバメ など |
水生生物 | メダカ、カブトエビ など |
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