Chapter 1
このページが役立つ方
- コンクリート養生時の温度確認を効率化したい 現場監督・施工管理担当者
- 温度履歴を記録として残し、 共有や報告に活用したい品質管理担当者
- 冬期施工時の温度管理方法を見直したい方
- 現場で扱いやすい温度ロガーを検討している方
Chapter 2
コンクリート養生では、なぜ温度管理が重要なのか
コンクリート養生時の温度確認では、 温度を測定するだけでなく、 必要なタイミングで状態を確認し、 その履歴を残して関係者へ共有できることが重要です。
特に冬期施工では、 コンクリートの温度管理が施工品質を考えるうえで重要になります。 現場では、測定そのものだけでなく、 温度確認のための移動、 データ回収、記録整理、報告資料作成などの作業も発生します。
コンクリート養生の具体的な温度管理方法や 管理基準は、施工条件、構造物、工事仕様などによって異なります。 本ページでは、温度履歴を記録・確認するための 機器運用に焦点を当てています。
Chapter 3
コンクリート養生の温度記録で起こりやすい課題
データ収集に時間がかかる
手作業でデータを確認・転記する運用では、 測定点数や記録回数が増えるほど負担が大きくなります。
現場で履歴を確認しにくい
データを回収してから確認する運用では、 現場でその場の判断を行いにくい場合があります。
報告資料の作成に手間がかかる
収録データを別途整理して報告書へまとめる作業が 発生する場合があります。
ロガーの設定・回収が複雑になる
現場で扱う機器は、 測定開始からデータ回収までの操作が分かりやすいことも重要です。
Chapter 4
MR532Nがコンクリート養生の温度記録で役立つポイント
1. 収録した温度履歴を、その場で確認しやすい
MR532Nで収録した温度データは、 NFC通信によりスマートフォンへ転送できます。 現場で温度履歴を確認しやすく、 データ回収後の確認作業を簡素化しやすい点が特長です。
2. 記録・転送・確認をスマートフォン中心で進めやすい
専用アプリでは、 状態確認、収録開始、収録終了・データ取得、 収録データ一覧、機器設定、パスコード設定、 ロガー初期化などを行えます。
収録開始は、すぐに開始する即日収録と、 開始・終了時刻を設定する予約収録に対応しています。
3. 共有や報告業務にもつなげやすい
測定データはCSV形式とPDF形式での レポート表示に対応しています。 スマートフォンをPCにUSB接続することで 収録データへアクセスすることもでき、 データ共有や報告業務に活用しやすい構成です。
Chapter 5
従来の温度記録と比べて見直しやすいポイント
| 比較観点 | 従来の運用 | MR532N活用時 |
|---|---|---|
| 温度履歴確認 | 回収後や別作業で確認する場合がある | スマートフォンをかざして確認しやすい |
| 運用負荷 | 確認、整理、共有に手間がかかりやすい | 記録・転送・確認をスマートフォン中心で進めやすい |
| レポート対応 | 別途整理が必要になる場合がある | CSV / PDF形式でレポート表示に対応 |
| 現場での扱いやすさ | 確認方法やデータ回収が複雑になる場合がある | NFC通信やスマートフォンアプリを利用できる |
Chapter 6
MR532Nの主な特長
- スマートフォンをかざすだけで、 T熱電対の温度計測データを取得
- スマートフォンアプリから警報設定が可能
- 警報発生時はロガー本体LEDが点滅表示
- スマートフォンアプリから収録設定が可能
- 2000データを約10秒で収集
- 電池寿命約2000時間 (条件による)
- 電池が切れても収録データを保持
- 測定データはCSV形式・PDF形式でレポート表示
- 熱電対はワンタッチライティングコネクタで接続
- スマートフォン中心の運用が可能
MR532Nはコンクリート養生専用ではありません。 冷蔵・冷凍、環境計測、試験研究設備など、 幅広い温度管理用途でも利用できます。
Chapter 7
スマートフォンアプリでできること
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 状態確認 | 機器本体の現在の状態と温度を確認 |
| 収録開始 | 収録間隔、開始日時、終了日時を設定して記録開始 |
| 収録終了・データ取得 | 収録停止後、保存データの概要を表示 |
| 収録データ一覧 | 保存済みデータの一覧表示、 メール送信、データ削除 |
| 機器設定 | 機器名称、グループNo、工事名、 警報、オフセット、CH名称などを設定 |
| パスコード設定 | ロガー操作に必要なパスコードを設定 |
| ロガー初期化 | 工場出荷状態への初期化 |
収録方法は、 すぐに開始する「即日収録」と、 開始・終了時刻を設定する「予約収録」に対応しています。
Chapter 8
MR532Nの主要仕様
| 形式 | MR532N |
|---|---|
| 入力センサ種別 | T熱電対 (許容信号源抵抗600Ω以下) |
| 入力点数 | 2チャンネル/台 |
| 温度センサ測定範囲 | -50℃~150℃ |
| 本体使用温度範囲 | -10℃~50℃ |
| 本体使用湿度範囲 | 10%rh~80%rh (結露なきこと) |
| 本体防水性 | IP64 |
| 電池 | 単4形アルカリ電池2本 |
| 電池寿命 | 約2000時間 (25℃環境、データ収録間隔10分) |
| 精度定格 | ±(測定値の0.1%+0.3℃) (周囲温度25℃) |
| 基準接点補償精度 |
±0.4℃
(周囲温度15~35℃) ±0.7℃ (周囲温度-10~15℃/35~50℃) |
| 収録データ数 | 10000データ/CH |
| データ収録間隔 | 1分~24時間 (初期値10分) |
※仕様は変更される場合があります。 導入時は最新の製品仕様書をご確認ください。
FAQ
MR532Nについてよくある質問
MR532Nはコンクリート養生専用ですか?
専用品ではありません。 冷蔵・冷凍、環境計測、試験研究設備など、 幅広い用途に活用できるスマートカードロガーです。 本ページでは、その中でもコンクリート養生温度管理での活用を紹介しています。
どのようにデータを確認しますか?
収録した温度データは、 NFC通信によりスマートフォンへ転送して確認できます。 CSV形式およびPDF形式でのレポート表示にも対応しています。
どのようなセンサを接続できますか?
T熱電対を2チャンネル接続できます。 ワンタッチライティングコネクタにより接続できます。
電池切れ時にデータは消えますか?
電池が切れても収録データを保持する仕様です。
コンクリートのどの位置を測ればよいですか?
測定位置や測定方法は、 工事仕様、施工条件、求められる温度管理方法などによって異なります。 一律の位置を決めるのではなく、 現場で求められる管理方法を確認して設定してください。
現場での運用前に何を確認すればよいですか?
測定範囲、本体の使用温度・湿度範囲、 収録間隔、使用する熱電対、 アプリ対応端末、データ共有方法などを 事前に確認しておくと運用を設計しやすくなります。
コンクリート養生の温度記録を見直したい方へ
MR532Nの仕様やコンクリート養生用途での使い方、 測定方法、データの扱い方などを確認したい方は、 製品資料をご覧ください。
現場条件に応じた温度計測について相談したい場合も、 お問い合わせください。
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