シリコン単結晶引き上げ炉に最適 ― 放射温度計「IR-CZシリーズ」
製品概要と特徴
シリコン単結晶の製造工程において、結晶インゴットの品質を左右するのは、正確な温度制御と結晶位置の把握です。CHINOの「IR-CZシリーズ」は、ビデオスコープ付き放射温度計で、リアルタイムでの映像と温度データの取得を可能にし、より均一な単結晶の製造を支援します。
IR-CZシリーズは、結晶成長炉におけるシリコン溶液や引き上げ中の結晶の測定位置・状態をビデオ映像として表示しながら、放射温度も高精度に測定。測定対象の選択や観察条件の調整も容易で、装置の最適化に貢献します。
- 高温域(2000℃)まで対応
- データ保存・解析可能
- 120万画素の高画質映像
- PoEハブ接続で省配線(24V DC)
- PC接続でのリアルタイム表示に対応
システム構成と接続例
構成図の解説
- IR-CZ本体 → I/Fコンバーター → PoEハブ または RS-485
- 電源:24V DC
- PCと接続して、映像・温度・トレンドグラフを一括表示
- 工場のネットワークや上位装置との連携も容易