よくある質問(FAQ)
上位機器からパラメータを設定する際に、注意すべき点はありますか?
パラメータ設定(書き込み)時の注意事項
上位機器(マスターユニット)からパラメータを設定(書き込み)する際には、以下の点にご注意ください。
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キーロックの事前設定:
パラメータを設定する(書き込む)場合は、あらかじめ設定通信ユニットをキーロック状態に設定しておく必要があります。
キーロック(ノンロック)されていない状態で上位機器から設定を実行しようとすると、エラーコード「12H」が返されます。
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設定の優先度:
設定通信ユニットと本体(JWユニット)の両方で設定可能なパラメータ(例:勾配、エレベーションなど)については、
「優先 (Priority)」設定(リファレンス番号 1003、1004、1005)で、どちらの設定値を有効にするかを指定する必要があります。
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制御切替時のリセット:
通信を通じて制御方式(位相/分周)やフィードバック方式の切替を行った場合、JW本体がリセット動作を行うことがあります。
この場合、リセット完了まで十分な待ち時間(3秒以上推奨)を確保してから次のコマンドを送信してください。
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連続書き込み時のエラー:
データ連続書き込み中に通信異常エラー(エラーコード 09H)が発生した場合、設定をリセットした後、再度データの書き込みが必要です。