チノーグループの社会貢献活動は、ステークホルダーの皆様との信頼関係を深めながら、さまざまな取組みを通じて地域社会の発展と社会課題の解決に貢献することを目的としています。
中学生を対象とした職場体験学習への協力や、小学生を対象とした実験・工作教室の開催などを通して、地域の子どもたちに科学の不思議や楽しさを伝えています。新型コロナウイルス感染拡大防止の為、今後もニューノーマル時代に合わせながら、継続的に活動を行ってまいります。
また藤岡事業所では、事業所内の野球グラウンドやテニスコートを少年野球チームやテニスクラブの方々に開放しています。さらに、野球グラウンドは2017年度よりドクターヘリの着陸地点に登録されており、事業所周辺地域の皆様の救急医療の改善に貢献しています。
当社は1973年から、従業員の連帯感と社会への奉仕をその基本理念とする従業員の親睦会である「千交会」の活動を通じて、地域社会への貢献活動に取り組んでいます。千交会では、毎年物品の斡旋を行い、体に障がいを持たれた方々の生活支援に協力する活動を展開しています。また、千交会発足以来、藤岡、久喜、山形の事業所と本社には、日本赤十字社のご協力により献血車を派遣していただき、従業員の他、近隣の方々にも献血活動にご参加いただいております。
チノービオトープフォレスト(藤岡事業所内)は、2018年9月に群馬県より環境教育促進法に基づく「環境教育等における体験の機会の場」に認定されました。
2020年度は9月と12月に近隣の小学生102名がビオトープを訪れ、「体験の機会の場」の活動として環境学習(自然観察やネイチャーゲーム)を実施し、季節の変化による動植物の違いを学びました。
今後は四季を通じて環境学習を実施する体制を整えるとともに、大人向けの環境学習実施に関しても検討を進めていきたいと考えています。