コストと操作性を追求した大型ペーパレス記録計 KR3S00シリーズ発売

 

計測・制御・監視とシステムの株式会社チノー(社長 苅谷嵩夫)は、 新グラフィックレコーダKR3S00シリーズ(写真)の販売を5月29日に 開始する。

高機能版のペーパレス記録計として、以前からKRシリーズを販売しているが、今回発売するKR3S00シリーズは機能をスリム化しコストパフォーマンスを追求したモデルである。

KR3S00シリーズは、昨年発売したグラフィックレコーダKR2S00シリーズ(144×144mm)の288×288mmサイズ版としてラインアップされる。

主な特長としては、フルタッチオペレーションによる簡単快適操作と、高輝度LEDバックライト搭載の10.4型TFT液晶ディスプレイによる低消費電力化、奥行きのスリム化(パネル面から180mm)であり、基本機能は従来のKRシリーズの高精度記録などを受け継いでいる。

タッチパネル操作では、設定操作をはじめ、トレンドのスクロール操作や文字の書き込みも簡単にできる。また、イーサネットによるネットワーク機能をオプションで用意しており、遠隔監視やWebブラウザにより集録データのモニタリングが可能で、警報発生や機器異常時には、Eメール機能により自動通報ができるなど、ネットワーク機能も充実させている。

なお、測定点数は12点、24点、36点、48点の4機種を用意しており、全点を1秒で取り込み記録ができる。データ記録用には信頼性の高いCFカードを採用し、最大8GBまで対応している。また前面のUSBポートからUSBメモリへ記録ファイルを書き出しすることも可能である。


主な特長

  • フルタッチパネルオペレーションで快適操作
  • 視認性と耐久性に優れたLEDバックライトTFT液晶ディスプレイ
  • 全点を1秒で取り込み記録可能
  • マルチレンジ入力と豊富な演算機能搭載で現場に合ったデータ記録
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