- Q1:熱画像カメラで雨漏り検知とか断熱材の状態を見たい場合、どういった機器がいいのか教えて欲しい
- A1:サーモグラフィは表面の温度(熱分布)を測定する装置でなので、見えていない柱の奥などで伝ってきた水などは見ることが出来ません。しかし、水分や断熱材の有無などはその状況が熱分布として表目に現れ、判断することが出来ます。どちらのケースも表面に伝わる熱は微小な温度差になるため、0.03℃以下の温度分解能が必要と考えられます。
- Q2:サーモカメラで、温度計測では無く、レーザー光を見ること自体はやってもいい行為ですか?レーザー光を見ることでカメラが故障することはないですか?
- A2:レーザー光に関しては基本的にNGとしています。
特に測定波長(7-14µm)付近のレーザー光に関しては、瞬時にカメラの素子を焼き付ける可能性があります。
- Q3:電気設備の保全用途に熱画像の購入を検討しています。測定距離と視野の関係などを教えてほしいです。
- A3:FLIR C2に関しては、CPA-E4と同じと説明し、設備保全などではC2・CPA-E4A・E5Aなどが使われるケースが多いです。
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- Q4:CPA-T1040で外壁のチェックは可能ですか?
- A4:外壁診断についても用途は様々で、剥離関係であれば微少な温度差になるため、温度分解能は0.03℃以下の機種をお勧めします。
また、距離が離れた場合は空間分可能がより小さい機種を選択することをお勧めします。