株式会社チノー 藤岡事業所が緑化優良工場等関東経済産業局長賞を受賞しました

 

計測・制御・監視とシステムの株式会社チノー(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:苅谷嵩夫)の藤岡事業所(群馬県藤岡市)が、「平成28年度 緑化優良工場等関東経済産業局長賞」を受賞し、平成28年11月8日に関東経済産業局にて表彰式が行われます。

本賞は、工場緑化を積極的に推進し、工場内外の環境向上に顕著な功績があった工場等を表彰するもので、今年度は当社を含め2社が受賞しました。 今回受賞した藤岡事業所は、群馬県の南西部に位置する藤岡市にあり、敷地内に大型ビオトープ(チノー ビオトープ フォレスト)を擁しています。ビオトープは、当社が将来にわたって、積極的に環境問題に取り組むシンボルとして、生物多様性の保全を目指して2010年に設置したものです。

ビオトープでは、藤岡市が天然記念物に指定している「ヤリタナゴ」を絶滅から守るため、ビオトープ内の池や水路にて分散保護をしています。
また、当社は群馬大学とビオトープの育成管理に関する共同研究を行っており、学生にビオトープを研究材料として提供し、植物相のモニタリング調査を行っています。研究の成果は、卒業研究として論文にまとめられ、毎年当社内で発表会を開催しています。
この他にも、季節に応じて「さくら祭り」、「生きものさがし」や「ホタル観賞会」などを開催し、地元の小学生は授業の一環としてビオトープで生息する「生きものさがし」や「どんぐり拾い」を行うなど、地域の皆さんに積極的に開放しています。

今回の受賞は、このようなビオトープを主体にした環境整備の取り組みが高く評価されたものと受け止め、より一層の環境活動への取り組みや地域社会との共生を図ってまいります。


チノー藤岡事業所 チノービオトープフォレスト


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