現場をネットで『見える化』する「Webレコーダ SC5000」を新発売

 

2019年10月23日

計測・制御・監視とシステムの株式会社チノー(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:豊田三喜男)は、データ集録から帳票作成まで行い、当社機器やPLCをイーサネットで接続し、現場を見える化する「Webレコーダ SC5000」を10月25日より新発売します。

このWebレコーダは、ネットワーク機能を強化したモジュール形のレコーダです。
シリアル通信やイーサネットで下位接続したチノー製機器(記録計、調節計、サイリスタ等)およびPLCからお客様の生産現場の測定データや設備状況を、収集、集約、記録し、イーサネットで上位接続したパソコンやサーバにデータを転送したり、異常時にメール通報したり、遠隔地からでもWebレコーダ内部の記録データの閲覧や記録の開始/停止、各種設定を行うことができます。
Webレコーダの内部メモリーや上位接続したパソコン、サーバに蓄積したデータは品質保証のバックデータになり、万が一不良品が出た場合はデータを解析して原因を調査することができます。 収集データに異常があれば遠隔地でもメール通報されデータの確認もできますので、素早い対応が可能で、現場でもタブレット端末でデータを確認でき保守点検に活用できますので、生産性向上をサポートします。

Webレコーダは操作表示器の代わりに、データ監視や設定操作はWebブラウザで行うため、専用のアプリケーションソフトは不要となり、導入コストを抑えることができます。パソコンだけでなくタブレット、スマホでも(ネットワーク環境が整っていれば)使用できますので、外出先からのモニタリングや現場での点検にも活用できます。
小・中規模な遠隔監視、集録システム構築に最適であり、簡単な設定で早期導入・運用が安価で実現できます。

Webレコーダ SC5000の特長

  • 登録できる点数は最大120点
  • 内部メモリー8GB(最大120点、最短1秒周期記録→23日分データを保持、これを超える場合は古いファイルから削除していきます。)
  • パソコンやタブレット端末のWebブラウザ画面から遠隔監視/操作が可能
  • 当社機器やPLCの入出力データを内部メモリーに通信で集録
  • ネットワーク機能(FTP)によりデータの共有化と管理工数を低減
  • 警報発生時にメールで自動通報
  • 集録データを無償ダウンロードできる当社パッケージソフト(TRAMS)で帳票作成(12月予定)

価格(税別)

SC5000-NNN   98,000円

外観