PIDシミュレータ PIDagoras(ピダゴラス)

PIDシミュレータ「PIDagoras(ピダゴラス)」は、調節計から集録した実制御データを解析し、PIDパラメータを変化させた場合の制御応答をパソコン上でシミュレーションできるアプリケーションです。 主に温度制御を対象にしています。

  • 当社データ集録ソフト「KIDS」で集録したデータ(CSV形式)を用いて、ディスプレイ画面に制御応答波形の再生表示を行います。
  • 再生された波形データを解析し、画面上でPIDパラメータを変更して制御応答波形をシミュレーションできます。この時、制御指標の数値も算出できます。
  • 一般のPID制御(位置形、速度形)のほかに、当社独自のZ制御(ZRISE)でのシミュレーションも可能です。

 



機種一覧

形式 KS4100-000

ソフトウェア構成

ファイル読込 集録ファイル読込 集録データファイルを読み込みます
サンプル読込 サンプルデータを読み込みます
トリミング レンジ設定 調節計と同じレンジを設定します
トリミング範囲選択 シミュレーションする範囲をドラッグしてトリミングします
シミュレーション グラフ表示 シミュレーション波形・トリミング波形・一時保存波形を表示します
制御指標表示 シミュレーション結果を数値化して表示します
シミュレーションツール・制御アルゴリズム選択・PIDスライドバーを使用してシミュレーションを行います

オプション パラメータ シミュレーションに関連する調節計のパラメータを設定します
グラフ設定 グラフの表示スケール、比較波形の表示を設定します
スライドバー設定 PIDスライドバーの範囲を設定します
制御指標設定 整定時間の定義、制御指標の比較方法を設定します

ファイル保存 波形保存 波形データをCSVファイル形式で保存します
パラメータ保存 パラメータデータをHTMLファイル形式で保存します
  • 対応機種:DB1000、DB600
  • 対応集録ソフト:KIDS、DB600設定ソフト※1
    ※1 PIDagoras用データを集録するための手順はこちらをご覧ください。

動作環境

PC CPU 1GHz 32bit/64bit
メモリ 1GB以上(32bit)、2GB以上(64bit)
ハードディスク容量 2GB以上の空きハードディスク領域
ディスクドライブ CDドライブ(インストール時に必要)
USBポート タイプA(ライセンスキー接続のために必要)
動作OS Windows 7 (32bit/64bit) 日本語
インストール Microsoft .NET Framework 4
ディスプレイ 画像解像度 1024×768 ドット以上

※ Windows7、Microsoft .NET Frameworkは米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。