チノー調節計 はじめの一歩

 
DBシリーズ/KPシリーズの操作方法を解説します。
※DB1000を例に説明させていただいております。


かんたん操作方法 3つのポイント

取扱説明書を読む前に以下のポイントをおさえるとスムーズですので、参考にしてみてください。
①Enter キーを押さない限り、設定値は更新されない
②Mode キー2回で、最初の画面に戻る
③設定項目の種類ごとにMode 番号で整理されている


①Enter キーを押さない限り、設定値は更新されない

一番右のボタンがEnter キーです。
ある設定値をカーソルで変更すると「?」が表示されます。
Enter キーを押さない限り、設定値は更新されません。
Enter を押すと「?」が消え、設定値が更新されます。
※なじみのない設定項目の数字をいじってしまったら…
Enter を押さずに、3分待つと元の値のまま、初期画面に戻ります。

②Mode キー2回で、最初の画面に戻る

スマートフォンのホームボタンのように最初の画面に戻る方法を知っているととても便利です。
左端のMode キーを2回押すと最初の画面に戻ります。



③設定項目の種類ごとにMode 番号で整理されている

上記の操作①②を覚えれば、後は簡単です。
チノーの調節計は、設定項目の種類ごとに、Mode の番号で整理されています。
最初の画面です。
Mode キーでMode選択画面に移ります。
カーソルでModeの番号を選びます。 Mode4 はOUTPUT SET
「出力」関係の設定がまとまっています。
Mode5 はINPUT SET「入力」の設定です。
SEL キーでMode5 の中身を見ていきます。
まずは「測定レンジ」です。 次は「単位」です。
このように、順番に設定項目が表示されます。 カーソルキーで値を変更します。
Enter を押すと値が確定します。
Mode2 回で最初の画面に戻ります。


~ DB600 の場合は、以下のポイントに気を付けてください。~
  • Enter キー 動作は同じです。カーソルで値を変更すると「?」ではなく右端のピリオドが点滅します。
  • Mode キー DB1000 のように単押しではなく、左端のMODE を長押しする必要があります。

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